コーヒー好きの間でじわじわと人気を集めている「浸漬式ドリッパー」。普通のドリッパーとは一味違う淹れ方で、特に浅煎り豆の風味を引き出すのが得意なアイテムです。今回は、浸漬式ドリッパーの特徴や使い方、さらにおすすめの製品を詳しくご紹介します!
浸漬式ドリッパーとは?
まず、浸漬式ドリッパーがどんなものかを簡単に説明しましょう。
普通のドリッパー(例えばハリオのV60など)は、お湯を少しずつ注ぎながら抽出する「ハンドドリップ」方式。技量が求められるので、初心者には難しく感じることもありますよね。
一方で、浸漬式ドリッパーはもっとシンプル!
①コーヒー粉に一気にお湯を注ぎ、ドリッパー内にお湯を溜める。
②一定時間浸した後、スイッチを押すか、ドリッパーを移動させて抽出液を落とす。
これだけです!お湯がコーヒー粉全体にしっかりと浸るので、技術に左右されず、安定した美味しさが楽しめます。特に、浅煎り豆の複雑な風味を引き出しやすいのが特徴です。
浸漬式ドリッパーの使い方
実際の使い方を例にとってみましょう。
基本的な手順(1人分)
1.ペーパーをセット
ドリッパーにペーパーフィルターをセットします。おすすめはアバカフィルター(後述)。
2.コーヒー粉をセット
15gのコーヒー粉を入れます。
3.お湯を注ぐ
200mlのお湯を一気に注ぎます。全体が均一に浸るよう、スプーンで下から上に10回ほど混ぜるのがポイント。
4.抽出を待つ
2分間放置して、コーヒー粉をしっかりと浸らせます。
5.抽出開始
スイッチを押すか、ドリッパーをカップやポットの上に置いて、お湯を落とします。
これで完成!とても簡単ですよね。
浸漬式ドリッパーのおすすめ製品
浸漬式ドリッパーの中でも、特におすすめの2つをご紹介します。
ハリオ 浸漬式ドリッパー スイッチ
浸漬式ドリッパーの代表格ともいえるハリオの「スイッチ」。
特徴①:スマートなデザイン
普段ハリオのV60を使っている人には馴染みやすい形状で、キッチンに置いてもおしゃれ。
特徴②:スイッチ一つで簡単操作
抽出が終わったらスイッチを押すだけで、お湯が下に落ちてコーヒーが完成します。
特徴③:安定した味わい
全体的にバランスが良く、どんな豆でも安定して美味しく仕上がります。
Clever Dripper クレバードリッパー
もう一つの人気製品が「クレバードリッパー」です。
特徴①:カップの上に置くとお湯が落ちる!
スイッチではなく、カップやポットの上に移動させることでお湯を落とします。
特徴②:フルーティーな味わい
ハリオ スイッチに比べ、果実感や立体感がより強調される仕上がりが特徴です。
特徴③:軽量で持ち運びやすい
軽くて扱いやすいので、アウトドアや旅行先でも活躍します。
アバカフィルターでさらに美味しく
浸漬式ドリッパーを使う際、ぜひ試してほしいのが「アバカフィルター」。
アバカフィルターとは?
アバカという非木材繊維で作られたフィルターで、通常のペーパーフィルターよりもオイル分を通しやすいのが特徴。その結果、コーヒーの味わいに厚みや立体感が生まれます。
例えば浅煎りの豆を使う場合、アバカフィルターを使うと果実感や酸味が際立ち、よりリッチな味わいに仕上がりますよ!
↓ハリオ スイッチにはこちらの円すい型のフィルターが適合します
↓Clever Dripper(L)にはコチラの扇形フィルターが適合します
浸漬式ドリッパーの魅力
浸漬式ドリッパーの最大の魅力は、技術に左右されず美味しいコーヒーが淹れられること。初心者でもプロ顔負けの味わいを楽しめるので、特に浅煎り豆の個性を引き出したい方におすすめです。
また、手順がシンプルなので、朝の忙しい時間でも手軽に使えるのが嬉しいポイント。お手入れも簡単なので、毎日気軽に美味しいコーヒーを楽しめます。
まとめ
浸漬式ドリッパーは、コーヒーをもっと手軽に、そして美味しく楽しみたい人にぴったりのアイテムです。
・初心者でも安定した味わい
・浅煎り豆の魅力を引き出す
・手軽で簡単な使い方
今回ご紹介した「ハリオ 浸漬式ドリッパー スイッチ」と「Clever Dripper クレバードリッパー」は、どちらもおすすめな選択肢です。さらに、アバカフィルターを使えば、よりリッチな味わいを楽しめます。
ぜひ、自分に合った浸漬式ドリッパーを選んで、毎日のコーヒータイムをもっと充実させてください!