コーヒーって、実は飲むカップやグラスを変えるだけでも味や香りの感じ方が違うって知っていましたか?
はじめに
ワインは「ワイングラスで飲んだ方が美味しい」なんてよく言われますよね。それと同じように、コーヒーも「どんなグラスやカップで飲むか」によって、おいしさが変わるんです。
普段、何気なく使っているカップやグラス。でも実は、形や素材などを意識することでコーヒーの楽しみ方がぐっと広がるんですよ!今回は、そんな「コーヒーとグラスの関係」について解説していきます。
グラスの形で変わるコーヒーの香り
まず、コーヒーの香りをしっかり感じたいなら、口が広めで深さのあるグラスを選ぶのがおすすめです。
なぜかというと、香りは液体の表面から立ち上るものだからです。口が広いグラスだと、コーヒーの表面が広くなって、香りがふわっと広がりやすくなるんです。
さらに、グラスに注ぐ量もポイント。少なめに注ぐことで、グラスの中に香りがしっかりと留まり、飲むたびに鼻から抜ける香りを感じやすくなります。
例えば、コーヒーの風味が豊かな浅煎りの豆や、スペシャルティコーヒーを飲むときには、こういったグラスで香りを楽しむと、より一層美味しく感じられますよ!
グラスの素材や色で変わる味わい
さらに形状だけではなく、グラスの素材や色によっても、コーヒーの味わいの感じ方が変わるんです。
- ガラス製のグラス
透明なガラスのグラスは、見た目にも美しく、コーヒーの色合いを楽しむことができます。グラスの中身がそのまま見えることで、「コーヒー」を意識しやすくなり苦味を感じやすくなるそうです。 - セラミックや陶器のカップ
保温性が高く、温かいコーヒーを飲むのに最適です。こちらはコーヒーの風味や味にはほとんど影響を与えないため、コーヒー本来の味わいを楽しむことができます。
コーヒーを飲むのにおすすめな素材だと言えますね。 - 色付きのグラスやカップ
面白いことに、色が付いたグラスやカップを使うと、味の感じ方が変わることがあります。例えば、白いカップだと苦味を強く感じたり、青いカップだと甘みを感じやすくなったり…人の意識に影響を与えて感じる味が変わるそうです。不思議ですね~。
同じコーヒーでも、グラスやカップの色を変えるだけで印象がガラッと変わるので、ぜひ試してみてください!
コンビニコーヒーにも香りへの工夫が!
実は、コンビニで手軽に飲めるコーヒーでも、香りを感じやすい工夫がされているんです。
例えば、ローソンのコーヒーカップの蓋。飲み口とは別に、穴が開いているのを見たことはありませんか?あれは、飲むときにコーヒーの香りがしっかりと感じられるように設計されているんです。
コーヒーの香りは味わいに大きく影響します。小さい飲み口が1つしかないカップと比べると、香りの広がり方が全然違って、同じコーヒーでも美味しさがアップするんですよね。
「香りってそんなに大事なの?」と思うかもしれませんが、実はコーヒーの風味の大部分は「香り」で感じています。だからこそ、香りを意識して飲むだけで、コーヒーの楽しみ方が変わるんです!
おすすめの飲み方:グラスを変えて飲み比べてみよう
同じコーヒーでも、グラスやカップを変えるだけで、香りや味わいの印象が変わります。
例えば、こんな飲み比べをしてみるのはいかがでしょう?
口が広いグラス vs 普通のマグカップ
透明なガラス製のグラス vs 陶器のカップ
色付きのカップ vs 白いカップ …などなど
浅煎りのコーヒーやスペシャルティコーヒーは口が広いグラスで、深煎りのコーヒーは陶器のカップで飲んでみると、違いが分かりやすいかもしれません。
「このグラスだと甘みが感じやすいな」とか「こっちのカップだと香りが広がる!」なんて新しい発見があるかもしれませんよ。
まとめ
コーヒーの風味や香りは、使うグラスやカップによって大きく変わります。
香りを楽しみたいなら、口が広くて深めのグラスがおすすめ。
素材や色によっても味の感じ方が変わるので、飲み比べると面白い!
コンビニコーヒーのカップにも香りを意識した工夫がされている。
日常のコーヒータイムに、ちょっとグラスやカップを変えてみるだけで、いつものコーヒーがもっと美味しく感じられるかもしれません。
ぜひ、いろんなグラスやカップを試して、自分にとってベストな飲み方を見つけてみてくださいね!