「家で美味しいコーヒーを淹れてみたい!」と思いつつ、道具がいろいろあって何を揃えればいいのかわからない…なんてことありますよね?
安心してください、今回は初心者向けにおすすめのコーヒーの淹れ方と、必要な道具も含めて詳しく解説します。これを読めばコーヒー生活を楽しんでいけますよ!
ハンドドリップ:王道でシンプルなコーヒーづくり
ハンドドリップは、自分で味をコントロールできるのが魅力。道具もシンプルで、初心者でも挑戦しやすいです。
必要な道具
- ドリッパー:形は円錐型や台形型などいろいろあります。初心者には「HARIO V60」や「カリタ式」がおすすめ。
- 紙フィルター:ドリッパーの形状に合ったものを選びましょう。
- コーヒーサーバー:淹れたコーヒーを受ける容器。耐熱のものが便利です。
- コーヒーポット:お湯の注ぎ口が細口のポットがあると注ぎやすいです。
- デジタルスケール:粉とお湯の量を正確に量れるので必須。また、コーヒー用のものは時間も計れるので蒸らし時間などをきっちり揃えて安定したドリップができます。
- コーヒーミル:自分で豆を挽く場合はコーヒーミルが必要になります。
ペーパー式の手順
- 準備:ドリッパーにペーパーをセットする。(好みにもよりますが、粉をセットする前にお湯で洗い流して紙臭さを抜くという方もいます)
- 粉をセット:中挽きのコーヒー粉10g(1人分の場合)
- 蒸らし:粉全体に少量のお湯を注いで30秒ほど蒸らす。
- 注湯:ゆっくりと円を描くようにお湯を注ぐ。一気に注がないのがポイント。
粉10gに対してお湯150mlが目安となります。
ネルフィルター式:コクと柔らかさを楽しむ
ネルフィルターは、布を使ったフィルターで、紙よりもコクのある味わいが特徴。
ただし、手入れに手間がかかるので手間も込みで楽しめる方やお店のような味わいを目指したい方におすすめです。
必要な道具
- ネルフィルター:専用の布フィルター。お手入れ用の保存容器も必要。
- ドリッパー:ネルフィルター用のもの(布を支えるフレーム付き)。
- コーヒーサーバー
- コーヒーポット
- デジタルスケール
手順
ペーパー式とほぼ同じですが、ネルフィルターは布をしっかり湿らせてから使用します。使い終わった後は洗って水に浸けて保存しましょう。
ステンレスフィルター式:エコでパンチのある味
ステンレスフィルターは繰り返し使えるのでエコ派にぴったり。コーヒーの油分が残るため、濃厚でしっかりした味わいになります。
必要な道具
- ステンレスフィルター:紙や布が不要なフィルター。
- コーヒーサーバー
- コーヒーポット
- デジタルスケール
手順
ペーパー式と同様の方法でOK。ただし、目詰まりしないようにフィルターはこまめに洗うことを忘れずに!
マキネッタ:濃いめのコーヒーが簡単に作れる
イタリアの家庭で定番のマキネッタ。濃いめのコーヒーが好きな人にはピッタリです。
必要な道具
- マキネッタ:1~3カップ用が初心者には扱いやすい。
- コーヒー豆(細挽き):エスプレッソ用の挽き具合がおすすめ。
- コンロまたはIH:直火式が一般的ですが、IH対応モデルもあります。
手順
- 水をセット:マキネッタの下部タンクに水を入れる(バルブ下まで)。
- 粉をセット:細挽きのコーヒー粉をフィルターに詰める(押し固めない)。
- 火にかける:弱火で加熱すると、上部ポットにコーヒーが抽出されます。コポコポ音がしたら完成!
- そのまま砂糖を入れて飲むのもいいですが、苦味が苦手な方はアメリカーノで飲むのがおすすめ!
抽出したコーヒー:お湯=1:3の割合で割って飲んでみてください。
お湯を温かい牛乳などにすればカフェラテもできちゃいます!
水出しコーヒー:手間は少ないけど時間がポイント
さっぱり飲める水出しコーヒーは夏だけじゃなく年中楽しめます!放置しておくだけなので簡単です!
必要な道具
- ポットや大きめの容器:冷蔵庫に入るサイズのもの。
- お茶パックやストッキングフィルター:コーヒー粉を入れるためのもの。
- デジタルスケール
手順
- 粉と水を準備:コーヒー粉1に対し水12.5の比率。例えば40gの粉なら500mlの水が目安。
- お茶パックに粉をセット:お茶パックなどに中挽きのコーヒー粉を詰めて容器に入れる。
- 常温で浸ける:常温の水を注ぎ、1~2時間ほど室温で置く。
- 冷蔵庫で抽出:その後冷蔵庫で12~24時間放置して完成!
まろやかで雑味の少ない味が楽しめます。保存は冷蔵庫で2~3日が目安。
粉を直接水と混ぜて抽出し、抽出が終わってからコーヒーフィルターで濾すという方法もあります。
初心者におすすめの道具セット
どれを選ぶか迷ったら、以下の道具を揃えるといいかも!
- 基本セット:ドリッパー+ペーパー式フィルター+サーバー+スケール+細口ポット
- ステンレス派:ステンレスフィルター+サーバー+スケール+細口ポット
- 濃いめ派:マキネッタ+細挽き豆
結論:お気に入りの方法を見つけよう!
コーヒーの淹れ方はたくさんありますが、どれも自分の好みに合わせて楽しめます。まずはペーパー式や水出しから試してみるのがおすすめ!少しずつステップアップして、自分にぴったりの淹れ方を見つけてくださいね。
それでは、素敵なコーヒータイムを☕✨